タイムバケットを使って人生を設計する!

前回の記事で幾人かの方がバナークリックしてくださったみたいで

ありがとうございます。

 

タイムバケット??

皆さんはタイムバケットという言葉をご存じでしょうか?

先の長い人生をしっかりと見据える

 

はい、私は知りませんでした🤣

私の人生観を変えた一冊「DIE WITH ZERO」の中で知った言葉です。

タイムバケットとは、自分の残りの人生で何を実現したいのかを時間的な枠組みで

整理する方法です。

これは、人生のビジョンを明確化し、残された時間を最大限に活用するための強力な

ツールとなる…らしいですよ!

 

以下、私のタイムバケット作成をその手順とともに書いていきます。

興味ある方は一緒にどうですか?

簡単ですが、結構考えさせられますよ!


そして読み進める前に、お暇があればバナークリックよろしくです。

 

 

タイムバケット作成!

まず自分が死ぬまでにやりたいことをひたすら書きだしていきます。

ここで重要なことは「リストに書き出す際にはお金のことは考えない。」

ただやりたいことをひたすらに書き綴る。

 

また数に拘る必要もなくて、完全なリストである必要もありません。

後々新たな出会いや経験によってやりたいことが増えれば適宜修正可。

なので気楽な気持ちで書き出しましょう!

 

私の場合だと、ざっと思いつくものをリスト化すると以下のようになりました。

①親が元気なうちに思い出に残る旅行に連れていく

②めっちゃ高級なお店(ミシュランとか?)で美味しいごはんを食べる

③世界クルーズ旅行で100日間のんびりしまくる

④犬 or 猫などペットと暮らす

⑤コンサート行って盛り上がりたい(これは久々の感覚かも)

⑥家庭菜園しつつ食事に取り入れたい

⑦日本の全都道府県制覇旅行に挑戦(年に少しずつのイメージ)

⑧副業で生活費を少し稼ぎたい(お金のことが出ちゃった…)

⑨学生時代の友人と久々の温泉旅行とかもいいなあ

⑩興味持った映画を毎週映画館で観たい(予告みて面白そうなものを毎週はしご)

⑪飛行機のファーストクラスで一度旅行してみたい

...

とりあえず11個出しましたが、意外と多くは出てこないかもしれない。

そして「結婚したい」「子供欲しい」とかは意外とやりたいこととしては上がらない…

なんか面倒そうという気持ちが勝つ

やっぱ私は他人と関わるより1人のほうが性に合ってるのかな?

 

さて話が脱線しましたが、タイムバケット作成を続けましょう。

 

リストを作成したら次に自分の現在の年齢から5~10年の間隔で区切った

タイムスケジュールを準備します。

そしてさっきのリストとタイムスケジュールを使って

「やりたいこと」を「実現したい時期」に当てはめていきます。

 

例えば親との旅行やコンサートなどは、若くて体力がある早い時期に計画して

楽しむべきでしょう。

一方、美味しい食事とかは少々歳を取ってからでも楽しめるので、これらは老後の

余暇の彩りとして取っておきたい楽しみ…って感じですかね。

私の場合、上記11項目を並べるとこうなりました。

私のタイムバケット

当てはめてみましたが、70歳以降にやりたいことってあまり思いつかないですね。

どんな状態が想像できない…ってのが正しい表現かもしれませんが、旅行とか

体力を使いそうなものはやはり年齢的に前倒しになります。

ペットと生活の2サイクル目とかかなぁ…でも自分の寿命が先かもしれない…

 

タイムバケットで描く私の人生設計

タイムバケット作成を通じて、生活の節目ごとに大切な体験を位置づけることが

できました。例えば、親がまだ元気なうちに一緒に旅行することは今後5年以内で

早めに実現したい目標です。

また、1人の時間を重視する私には、ゆっくりとしたペースで日本の各都道県を

旅しつつコテコテの観光地、グルメを楽しむことも、心地よい時間の使い方として

予定されています。

 

こう見るとやはりお金を使うべきタイミングは定年後ではなく定年前に置くべき。

そして定年前に自分のやりたいことを当てはめると、とてもじゃないが

仕事しながらでは圧倒的に自由な時間が足りない。より鮮明に見えてきますね。

 

仕事を超えた人生の自由へ

特に世界クルーズのような長期間の休暇は、現在の仕事を続けていると非現実的です。

仕事を休むことに対する制約が、私たちの多くの夢や憧れを制限しているのが現実。

この事実は私のFIREへのモチベーションをさらに強くし、タイムバケットを通じて

描く理想の人生の終焉に向かって積極的に歩き出すための原動力となります。

 

このタイムバケットは今後やりたいことが出来ればどんどん追加していけば

いいのですが、今迄にない新しい体験をすれば、またやりたいことも増える可能性は

大いにあります。

 

これを考え始めるのが定年後になると単なる「死ぬまでにやりたいことリスト」化し、

焦る気持ちで書き出すだけの受け身の発想になってしまうらしいです。

...

確かに65歳から考えだしたら遅すぎる気もしますね。

私としては、今はFIREを目指して着々と行動し、私の人生にとって本当に

重要なものを追求出来る体制を整えるときと捉えて準備を進めていきます。

 

興味を持たれた方は是非、週末などに軽い気持ちでタイムバケット作成してみては

いかがでしょうか?いろいろと考えさせられますよ。

 

【2024/03/23】今週の振り返り  ~そして将来の自分の人生を真剣に考える~

今週の資産状況振り返り

この1週間(3/16~3/22)は市場が大きな動きを見せました。

ゼロ金利政策の終焉やFOMCの決定に注目が集まり、私のポートフォリオにもその波が

押し寄せました。私の資産はどう動いたのでしょうか?

 

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ランキングなるものに興味があるので…暇があったら是非ぽちっと。

 

資産状況の詳細

現金:280万円から279万円。変動なし。

投資信託:3492万円から3611万円。119万円の増加で大きな飛躍。

米国債:1470万円から1502万円。32万円の増加。

仮想通貨:552万円から523万円。最近の高揚から一転、今週は一服の印象。

 

今週の成果と挑戦

3/23時点の資産状況

今週は市場で色々イベントがありつつも、期待を上回る129万円のプラスを

達成しました。

円高への警戒をしていましたが、予期せぬ円安・株高の展開のおかげで、

ポートフォリオは全体的な成長を見せました。特に投資信託の成績は注目に値します。

 

仮想通貨は少しブレーキを踏んでいる印象です。

先週までは上値を探る印象でしたが今週はレンジの下を探るような動き。

過去の半減期前でも同様の傾向らしいですが、今回は実際の半減期を過ぎるまでは

最終的にどう転ぶか分かりません。

ただ、新しい国際的な通貨としての価値は生まれつつあると思うので

がっちりホールドして、長期保有しておこうと思っています。

 

現在のバランスシート

バランスシートを見ても目標割合に近い形を維持しています。

国債の伸びが株に比べて控えめなため、先週に比べ国債の割合が下がっていますが、

このまま様子見ですね。

この国債を株に回しておけば...という邪な気持ちも出てきますが、暴落時の備えでも

あるので、自分の精神安定剤としてしっかり国債枠として保有していきます。

3月末には初の国債利息もあり、その追加収入が私のポートフォリオに更なる安定を

もたらしてくれることを期待しています。

資産割合表

人生と投資についての思索

資産管理は常に将来を見据える必要があります。

今後国債利息や高配当投資信託の決算などで現金を受け取る機会が増えるわけですが、

この現金をどう活用するかを考えたいと思います。

 

退職に向けて確保すべき資金について、前回の記事で「退職時使用金」という項目を

作成しましたが、ここに必要な現金が全然足りないのが分かっています。

officeworker40.hateblo.jp

今月からは、収支でのプラス分や利息系は一旦現金として保有し、

実際の退職時に取り崩す分をなるべく抑えられるようにしておこうと考えています。

ぎりぎりまで投資に回して取り崩すというのも考えましたが、そのとき相場が

今より上がっている確証もないし、やはり大きな額を取り崩すのは

少し勇気が要りそうなので今は現金を増やすフェーズであると判断しました。

上手くローンなどを使えると話も違うのですが、退職したらローンは組めないと

思うのでとりあえず現金持ちになっておきます。

*退職のタイミングや猶予によってはローンも視野に入れますが、ちょっと厳しいかな

 

次なるステップ

前回の記事と同じですが、5月の健康診断と親との話し合いが終わるまでは

大きな動きはなしですね。

無理せず日々の生活費を抑える習慣を付けつつ、なるべく現金を手元に確保し、

落ち着いた資産運用を続けていきます。

でもFire出来そうな現実を目の前にして最近は仕事してても気が楽ですね。

色々と今後めんどくさくなりそうな仕事の話をされても

「どうせ辞めるかもしれんし」という感じであまり自分事として受け取らずに

聞き流しているだけなので…

熱心に聞くふりだけはするサラリーマン

 

FIREシミュレーション実践記:45歳での退職は実現となるか?

退職という人生の大きな転機を前にすると、人は「本当にこの決断で大丈夫か?」

と自問するでしょう。

完全な将来は予測不能でも、現状からシミュレーションすることで心の準備を整える

ことはできます。一歩を踏み出す前に安心できるなら色々と考えておきたい。

それは人として当たり前のことだと思います。

 

そこで様々な前提条件から、未来の資産推移をグラフ化してみようと思いました。

まず必要な前提条件として以下のものを考えてみました。

①会社を辞める年齢

②①の時点での資産

③月々の生活費

④②の運用率

⑤年金受給額(年間)

⑥年金受給開始

⑦退職一時金

確定拠出年金(①の時点)

確定拠出年金の運用率(今回は④と一緒にしている)

⑩⑨の受け取り開始年齢

⑪退職時使用金 *①の時点で色々とお金がかかるのでその時の使用予定金

 

①②③④は間違いなく必須条件

⑤と⑥は⑥の年齢になったら年金の支給が始まり、月々の生活費が抑えられるので

⑥の年齢以降の資産計算に必要

⑦は資産に追加できるため、項目として必要

⑧は⑩の受け取りまでに⑨の利率で運用されるとして⑩の年齢時点で資産に統合する

⑪は退職時点で色々と現金が必要になると思うのでこの項目も必要

という風に考えてみました。

 

ここで、上記条件に自分の現状を当てはめると

① 会社を辞める年齢:45歳

② ①の時点での資産:5800万円

③ 月々の生活費:20万円

④ ②の運用率:3.0% (4%ルールという言葉があるくらいなので妥当な数字)

⑤ 年金受給額(年間): 月々10万円×12か月=120万円(要精査だがこんなもの)

⑥ 年金受給開始:65歳 (一旦中心値)

⑦ 退職一時金:800万円(最新の会社の退職規約などから計算)

⑧ 確定拠出年金: 今現在は600万円になっていた。

⑨ 確定拠出年金の運用率: 先進国株式インデックスにスイッチング済

              一旦④と同じ3.0%とする。もっと上でもいいかも。

⑩ ⑨の受け取り開始年齢: 60歳で自分の手元に合流させる予定

⑪ 退職時使用金: 両親を連れての旅行代 200万円

          3年間の生活防衛費: ③の20万円×12か月×3年=720万円

          家を買うための資金: 1200万円

          合計 2120万円とする

 

さて④⑨の利回りは現実味のある数字かつ⑪で3年間は暴落しても耐えられるだけの

現金も確保する前提にしています。

*Fireで失敗する確率が高いのは仕事を辞めてすぐに不況などで資金の取り崩しが

発生した場合らしいです。最初に資産が目減りするとその後景気が回復しても

資産が回復しきれず予定通りの運用が出来ず失敗する可能性が上がるそうです。

そのため、3年から5年分の生活防衛費は確保しておいて、予定通り運用が

出来ていない場合は、この防衛費を取り崩して生活を行い、運用している資産には

手を付けず景気が回復するのを待つ必要があるそうです。

 

こちらが上記条件で横軸に年齢、縦軸を資産として推移を描いたグラフになります。

年齢と資産推移

ちなみにこのグラフでは100歳の時点に線を引いてあります。

これは以前の記事で取り上げた各年齢別での生存率から、男性の場合100歳時点では

死んでしまう確率が高いのが分かっているため、一つの目安としてあります。

つまり100歳まで資産が保てればよほどのことが無い限りOKのはずです。

 

またこのグラフ上での資産が0というのは、最初の時点で確保している

生活防衛費は含まれていない(取り分けられている)ため、

それは手元に残っているのです。

意外と運用の利回りが3.0%想定でもやっていけそうです😊

 

次に一般的に言われている4%ルールに合わせて、年利を4.0%にしてグラフを

描いてみましょう。それ以外は上記と同条件です。

年齢と資産(年利4.0%ver.)

なんと65歳以上、つまり年金受給によって生活費が抑えられたタイミングから

資産は増えていく一方ですね。これはとんでもない結果です!😮

4.0%仮定ならばもっと生活費を増やすことが可能です。その分は旅行など自分の

人生を楽しむ分に回すことも十分に可能でしょう。

 

逆にリスクとして年利が2.0%とした場合の資産推移は以下のようになります。

年齢と資産(年利2.0%ver.)

さすがにこのグラフを見ると少し将来が不安になりますね…😭

 

でも上記条件で月々の生活費を2万円おさえて生活費を18万円と修正すると

グラフはこのようになります。

年齢と資産(年利2.0%+生活費18万円ver)


月々生活費を2万円節約すれば、100歳まで資産が延命しそうです。

この結果から生活費を抑える効果が実感できますね。

もちろん無理して抑える必要はないと思いますが、多少の見直し(コンビニの

使用頻度を減らす、自販機をあまり使わない)で月々1万円でも生活費を

抑えることが出来るとその効果は将来に亘って非常に意外にも大きいようです。

 

正直全世界株式や自分の確定拠出年金の実利回りなどの事例を見ても

2.0%は想定として低すぎる気もしますが、それでも全然やっていけそうです。

こうしてみるとすでに私は会社を辞める決断をしてもよさそうです。

 

今年初めに漠然と考えていたFireですが、この3か月間本などから知識を得つつ、

また真剣に色々と考えた結果、

①お金は貯めすぎても使いきれなければ無駄になる

②年老いてからお金があっても、それを使う能力は衰えていくだけ

 ならばなるべく若いうちにお金を使う環境を整えるべき

③自分の現状からシミュレートしても100歳までは大丈夫そう

 *そして100歳まで生きられる可能性自体低いのでこれも大分余裕を見ている

ということが私の脳内に組み込まれてきました。

 

そうすると、ブログ立ち上げ時に掲げていた当初の目標であった

①6500万円ためる(4%ルールに基づいて当初掲げていた目標)

②新NISAを埋めきる(上記①が達成できなくても時間的なゴールとして設定)

まで待つ必要は最早なさそうです。

むしろこの時間は自分の人生を豊かにするために費やした方が良いと思ってきました。

 

今の私の身体が健康であることの確認と両親の了承(心配はかけたくないので)が

得られれば会社に退職の意を伝える準備はすでに整っていると言えるでしょう。

 

人間ドックの予約状況や両親と話す機会がGWであることを踏まえると

状況次第で5月で私の人生には新たな展開が待っているかもしれません。

漠然と刷り込まれていた日本社会の当たり前から一歩踏み外す時が来たのです。

 

あとは仕事を辞めた後の人生を存分に楽しむためにやりたいことの

リストアップなどを進めて、自分の生涯スケジュールに組み入れていきたいですね

*これもDIE WITH ZEROを読んで得た考え方です。

お金のことを考えずに挙げるのが良いらしいですが、例えば世界一周クルーズ旅行に

参加などは一生のうち一度は体験してみたいです。

 

なんか前向きに楽しみになってきました。

 

大きく一歩を踏み出そうとするサラリーマン

 

 

【2024/03/16】今週の振り返り  ~そして将来の自分の人生を真剣に考える~

今週の資産状況振り返り

この1週間(3/9~3/15)の投資と資産管理について、振り返りたいと思います。

今週は特に、日経指数の調整や短期的な円高により、投資戦略を再考する機会となりました。

資産状況の詳細

現金:370万円から280万円へ、90万円の減少。仮想通貨への投資によるもの

投資信託:3494万から3492万円。変動なし

米国債:1465万円から1470万円。安定した投資先として役割を果たしている

仮想通貨:454万円から552万へ、98万円の増加。ほぼ現金からの移動によるもの

3/15の資産状況

今週の成果と挑戦

日経の調整や円高の動きにより、マイナスの影響を受けることもありましたが、総じてプラス10万円で

乗り越えることができました。またBTCの上昇具合に駆られて、追加で90万円分を購入しました。

これにより、ついに0.5BTCを所有するに至りました。

しかし、購入後にBTC大きく下落したため、少し早まったかなと反省しています。

それでも、BTCに対する世界的な大暴騰の予想を考えれば、宝くじを購入するよりは

ずっと現実的な夢を追いかけていると思います。

半減期を乗り越えた後のBTCの成長が非常に楽しみです。

 

現在のバランスシート

現金を多く仮想通貨に移動した結果、円資産の割合が目標の30%から28.2%に減少しました。

しかし、以前の記事で学んだように、リバランスは焦る必要はありません。

5%以上のズレが生じたら資産の振り分けを再考するくらいの心持ちでいます。

月末に給料が入ると現金は増えますし…

*ただ余剰分はすぐに別の資産に代わる可能性が高い

資産割合表

人生と投資についての思索

「DIE WITH ZERO~ゼロで死ね。」を読み終えました。

自分の人生観を見直すきっかけになる本でしたね。

 

特に強く抱いた思いは

(自分が一生懸命働いて)お金を稼ぐフェーズはもう終わりに近いのではないか、

もしくは早々に終わらせるべきではないか?ということです。

 

自分に置き換えて考えてみると

親をちょっとした豪華旅行に連れて行ける機会はもう限られている…

「会社を辞めた後悔」と「親を旅行に連れて行けなかった後悔」。

「収入を得る喜び」と「将来、元気な親と一緒に旅行した思い出を噛みしめる喜び」。

どっちが自分の人生にとって価値があるかを天秤にかけたとき、

傾く方向は決まっています

 

次なるステップ

5月には人間ドックを予定しており、健康が確認できたと仮定して

現在の仕事を辞めるかどうかを真剣に考え始めています。

次回は現状の資産を今後どう振り分けていくか

そして辞めてやっていける見通しがどの程度あるかを書いていきたいと思います。

5年後とか甘い事言ってる場合じゃない!!

自分の人生と将来をどう最適に過ごすかを考える時はすでに来ています!

私、辞めますので…

 

 

 

未来を見据えたライフプランニング:生存率から考える将来像

Xでもつぶやきましたが、人生の残り時間について考えることがありました。

 

例えば、鳥山先生やTARAKOさんの子供のころから慣れ親しんだ方の訃報。

さらにお二人の年齢が60代とまだまだ若いことに気づきました。

それを踏まえて、厚生労働省のHPから年齢別の生存率の推移を調べてみました。

年齢別生存率の推移

男性の場合、65歳での生存率が約8割だというデータには正直驚きました。

だって年金開始や定年がこの辺りの年齢ですよね?

つまり、ようやく働くフェーズを終えて、ゆっくり余生を…とか考えていたら

実は10人中2人はこの時期には亡くなる可能性があることを示しています。

決して自分はそうならないとはいいづらいなかなかの確率。

 

特に私のような独身の場合、そこまで働いてから亡くなると仮定すると、

何のために一生懸命働いてお金を稼いでいるのか分かりません。

 

仮に65歳までしか生きられないとしたら、残り時間は意外と短いと感じます。

独身でも、自分の趣味に没頭したり、美味しいものを食べたり、旅行したりしたいと

思っていますが、労働に追われているとそのような機会を

なかなか作ることは出来ません。

 

わざわざ長期休暇で人が最も多く、値段の高いタイミングに旅行してヘロヘロになって

帰ってくるという選択肢もあるが、本当に望むのは違うそうじゃないですよね??

 

あと最近「ゼロで死ぬ」という本も読み始めていますが、やはり資産を抱えすぎて

死んでしまうのはリスクだと書いてありました。

 

また、最近「ゼロで死ぬ」という本を読み始めましたが、資産を持ちすぎて

死んでしまうのはリスクだと指摘されています。

私も同じことを考えていたので、共感度が高かったです。

理想的なのは、適度に稼ぎ、死ぬ前にお金を楽しんで使うことです。

こんなイメージですかね??

年齢と資産推移(理想)

でも定年まで働いて、仮に65歳で死ぬとするとこのグラフは下のようなイメージに

なるわけで。

年齢と資産推移(定年とほぼ同時にdead)

まさにお金を貯めて貯めて…やっと使うぞってところで

死んじゃうことになりますよね。

また残った資産が無駄になるだけでなく、その使い切れなかった余剰資産を

稼いでいた時間も結果として無駄になるとも指摘されていました。

 

また若いうちのお金の使い方と年取ってからのお金の使い方は得られるものが

違うというようなことも本には書いてありました。

旅行などの経験を思い出すことで人は幸せになれる。そして若いうちの経験は

生きているうち何度でも思い出すことが出来るので若いうちの様々な経験というのは

実は幸せに対する投資と一緒だと。

 

正にその通りだと思います。

65歳はまだまだ元気とは言えそれは高齢者同士で比べた場合の事。

 

一般的に65歳は55歳には勝てないし、55歳は45歳には勝てない。

45歳なら旅行先で元気に歩き回って美味しいものをたくさん食べたりできるけども

65歳ならそれなりに歩き回って、それなりの量を食べて満足する。

どっちのほうが思い出としての価値が高いか。

それは45歳での行動に決まっている…はずですよね?少なくとも私はそう思います。

 

そうすると、何歳まで生きるかを考えずにお金をため込むよりも、

ある程度この辺で死ぬんじゃないか?と予想した人生設計もありな気がします。

 

うーん、生きられても85くらいかなぁ…

なら85歳で残りほぼ0になるように生きていきたいなぁ



 

円高に挑む: ドル円リバランス戦略!

投資をする中で、リバランスを行うことで

価値のあがったもので価値の下がったものを買う。

リバランスによって、何もしない状況よりも暴落時の被害は小さく回復も早い。

 

まあ、本当のような気もしつつどの程度効果があるのかは分かりません。

だってまだやったことないから。

 

でもシミュレーションすることはできる!

今後円高が予想されるので、とりあえずドル円でやってみます。

 

【想定】

①資金は1000万円

②資産バランスは円建て:ドル建て=50:50

③現時点は1$=150円

 よって開始時は500万円と33,333$を保有していることとする。

円高が進み、1$=90円になったのち、最終的に元の1$=150円に戻るとする。

 

【リバランス無しの場合】

縦軸に資産(円換算)、横軸に1$の価値を示します。

上記想定の④はグラフ上では150⇒90⇒150という推移を取ることになります。

リバランス無しの場合、資産は元の状況に戻ればそのまま。ここまでは分かる。

リバランス無しの場合は資産は元に戻る

ではリバランスを行った場合はどうなるでしょう?

細かく行う場合と、荒く行う場合も比較します。

 

【リバランスを1$ 10円変わるたびに行う場合(細かくリバランスするイメージ)】

元の1$=150円に戻った場合、11万円資産が増えています。

ムム、本当に資産が増えている。意外といいじゃないか。

10円毎にリバランス:11万円資産が増える

 

【リバランスを1$ 30円変わるたびに行う場合(時々リバランスするイメージ)】

元の1$=150円に戻った場合、35万円資産が増えています!

30円毎にリバランス:35万円資産が増える

【リバランスを1$ 60円振れた場合に実施(底値でリバランスした場合)】

元の1$=150円に戻った場合、66万円資産が増えています!

底値で1度だけリバランス:66万円資産が増える

 

こうして見ると、細かくリバランスしようが、荒くリバランスしようが

いつやっても資産は+になるのでリバランスした方がいい!

という結論かと思いましたが、私は見逃さない!

 

最後に上記条件を全部重ねたグラフを示します。

 

【全条件を比較してみる】

黒線がリバランスを実施していない状態の推移となり、いずれももとに戻った際には

資産が増えていましたね。

全リバランス条件を重ねたグラフ

しかしグラフをよく見ると、細かくリバランスした場合は黒のリバランスを

していない状況より資産が減っている期間が存在するんですよね。

しかも荒くリバランスした場合よりもその期間が長い。

底値でリバランスした場合は、いずれの期間においてもリバランスをしない場合より

資産が増えているので問題なさそうです。

 

つまり状況が元に戻る場合はリバランスさえ実施すれば必ず+になるが、

元の状況に戻らない場合、例えば1$=150円の今が最も円安で将来は1$=110円程度で

留まる場合などは、細かくリバランスしすぎると逆に損することになる!

 

まあこれはドル円の話なので片方上がれば片方下がるので上記結論になります。

株と債券などのリバランスの場合、株価が基本右肩上がりという仮定ならば

いずれ資産は増えるのでしょうが、どちらにしてもリバランスは

あまり細かくしすぎないほうが良さそうです。

 

ここで参考にGPIFのポートフォリオを示します。

これを見ると意外と乖離許容幅が大きめに設定されているように見えますね。

GPIFのポートフォリオ

 

これはやはりある程度乖離が大きくなってからリバランスするということでしょうか?

 

なんにせよ今回自分でグラフを書いて少なくとも今後起こるであろう円高については

焦ってリバランスしないほうが良いというのを自分なりに整理することができました。

今回書いた内容は多分当たり前のことでしょうか、自分で計算することで

自分なりに納得してかみ砕いて吸収できたので良かったです。

 

私の場合は円高に振れる可能性を、例えば1$=100円までと想定すると

125円で一回、100円で一回程度のリバランス実施を考えればいいかな…

 

どこまでの円高を想定するかは人によって異なるので

リバランス実施のタイミングは各自の読みやリスク許容度によって変わるのでしょうね

 

今後アメリカの金利下げ、日本のゼロ金利緩和などが重なれば円高の波は来るので、

資産が目減りしてしまいますが、あまり目先の増減に焦らず

120円まで行ったらリバランスして傷を抑えるか!って感じで

ドーンと構えて推移を見守ろうと思います。

 

皆さん、適度のリバランス実施はダメージを抑え、資産を増やす可能性もあるので

将来に備えて計画しておきましょう!

 

GPIFの乖離許容度とかは自分のPFの参考にしてもいいかもな…

世界を眺めて投資する人

 

 

 

 

【2024/03/09】Fireというゴールに向かって進むサラリーマンの資産運用~今週の振り返り

今週(3/2~3/8)の資産状況を振り返ります。

 

現金  ⬇️:378万円→370万円:8万円減(仮想通貨に移動)

投資信託➡️:3493万円→3494万円:1万円増(ほぼ変わらず)

米国債 ⬇️:1491万円→1465万円:36万円減😭

仮想通貨⬆️:413万円→454万円:41万円増(増えてる増えてる😊)

3/8時点の資産状況

 

3/8時点の資産では、仮想通貨の伸びにより全体としては+9万円となりました。

ギリギリ耐え忍んだ感じですね。

 

ただ昨日から円高も進み、ずっと上り調子だった資産もいよいよマイナス局面に

突入しそうです。

資産割合表

現在、資産の3割は円資産として保有していますが、円高が進行した場合、

リバランスを検討する余地がありそうです。

リバランスは、資産の分散と安定性を確保するために重要と本で読みましたw


円高がどこまで進んだらリバランスを図るかは考えておいた方が良さそうですね。

 

リバランスをすることで価値のあがったもので価値の下がったものを買う。

これを定期的に行うことで、元の状況に戻った際に資産が増えているという理屈は

分かるのですが適宜細かくリバランスを掛けたほうがいいのか、

大きく動いた際に一気にやったほうがいいのかなどいまいちピンと来ていません。

 

今度Excelでシミュレーションしてみようかな🤔

投資についてはパニックになったら終わりだと思うので、リスクを見込みつつ

将来こうなったらこうしようみたいなパターンは幾つか考えておいた方が

精神的に良さそうです。

 

ただ自分の資産管理や投資戦略について考えることは楽しい時間でもあります。

お金のことを考えて楽しい時間を持てるというのは実はすごく幸せなことじゃないかと

最近思います。

 

では、皆さん良い休日と投資ライフをお過ごしください!

私は一息ついたら散歩に行ってきます!

将来のことを色々考える人